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Posted by 滋賀咲くブログ at

2019年11月07日   無心に生きる

 無心とは、花が咲くときがきたら咲き、蝶は飛ぶ時がきたら飛んでいるのです。つまりあるがままの姿で生きると言うことではないでしょうか。自分も相手にもはからがなく、なにひとつ相談ごともありません。自然にそうなっているのです。何もかも自然まかせというのが素晴らしいではありませんか、
 人間というのは、損得勘定で生きる動物です。自分の欲するものが、手に入れたいとか。自然に生きられない。
たとえば、寒いときには、たくさん服を着て温かくしたいとか、暑い時にはエアコンをかけて涼しくして過ごしたいとか考えます。もっとしぜんに生きられないでしょうか。
 暑かったら、暑いなりに、工夫を凝らすことを知らない。余計な力を使って、苦しさを倍増しています。目的地に早く着きたいために、アクセルをふかして早く着こうとする。是れでは無心なることではない。
 無心とはあるがままであり、なるようにしか生きることができない。其れを自分から変えようとするから、余計な力を使ってしまって、命終わるような気がします。
 欲が強すぎると、苦しみを生み、しんどいです。息切れもします。マラソンのように力を蓄えながら、走りきることが大切ではないかと最近思います。

良寛様は次を歌を残しています
花 無新にして蝶を招き
蝶 無心にして花を尋ね
花 開くとき 蝶来たり
蝶 来たるとき 花開く
我もまた 人知らず
人もまた我知らず
知らずして 帝則に従う



Posted by 住職日記 at 07:05