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Posted by 滋賀咲くブログ at

2022年11月30日   泣きくださいください

人間、悲しいときの連続です。玉泉寺では、参拝者のかたで、泣きにおいでになります。
泣くことで、わだかまりが消えて、また生き直そうと言う気持ちになります。


Posted by 住職日記 at 12:15

2022年11月28日   色鮮やかな晩秋も終わる

深まり行く秋も終わり、初冬の季節を向かえようとしています。人生の無常観が漂います。
人は、いつかは亡くなり、またあらたな人と出会う。寂しくもあり、楽しくもあります。
朝から、ある信者がお参りなされました。
話し聞いてみると、仏壇のなかに、亡くなった方の仏具(他宗の経本、念珠、輪袈裟、亡くなった方の法名、線香立ての陶器、など)を供養してもらうために、来られたのです。
人は、いつかは、別れる日が来ます。その時に、亡くなられた方の仏具を持っているとしんどい。また。後に残された家族に処分してもらわないといけないことになり、迷惑をかけます。こういう悩みを持ってこられました。
人は裸で生まれて、裸で死んでいくのです。後生に残すことは、苦しみに遭わすことになりますので、処分された方が、身体が楽になり、安らかに生きられるのです。安らかに生きることが仏の教えなのです。

と言いますと、喜んでお帰りに成られました。


Posted by 住職日記 at 18:18

2022年11月27日   びわこ百八霊場の満願者が再びお参りいただけました

昨日、びわこ百八霊場の満願された方が、当山に来られました。
昨年、十月に来られて、一年ぶりに再会を致しました。有りがたいことです。
聞いてみると、家族のために御朱印を始められたとのことです。お寺参りは、何か身体にもよいことで,健康を確かめることができた話を聞かせていただき、感動しました。
これで、十二人のかたに、百八念珠を授与させていただきました。


Posted by 住職日記 at 23:36

2022年11月24日   大般若転読会法要を修行いたします

今の世の中。わざわいの多い社会です。
コロナ、交通事故、病気、そして物価高と、私たち生きる上に置いて、苦しみばかりです。何事にもうまくいかない社会が続いています。
そんな世の中、当山では、大般若転読会を修行して、多くの人々がやすらかに過ごしてもらえるよう、経典をひもとく法要を致します。
息災安穏、病気回復、交通事故、コロナ退散と、様々な禍を取り払うことを祈願します。
日時は十二月十一日、日曜日会場は、玉泉寺です。祈願料は、2千円です。
手作りの御札を差し上げます。


Posted by 住職日記 at 09:52

2022年11月24日   善い行いをすれば、しあわせになれる

善い行いをすれば、善を得る。
 そもそも何が善なのか、悪なのか本当はわからない.善い結果を得たと思ったら、悪い状況を招いたり、悪い結果だと思っていたことが、善い方向に道を切り開いたりする。自分が他人のためによかれと思ってやったことが、その人の迷惑になってしまうこともあります。いきる私たちは、お経の言葉を読んで聞いて見ることも大切ではないでしょうか。
とりあえず、御経をなんども読み返してみよう。必ず、真理が見えてくるでしょう。


Posted by 住職日記 at 07:59

2022年11月22日   髻中明珠(けいちゅうみょうしゅ)の話

この髻中明珠の話は、法華経に説かれています。
転輪聖王がこの世界を支配しています。ところが悪い王が、人々をいじめたり、搾取したりしてしています。そんな王を退治するために、家来をつれて戦いを挑みます。そうして、やっつけることができた家来を褒め称え、金銀財宝を与えているのです。
あるときは、城を与え、またあるときは田畑を与えて、その勇気をたたえます。
ところが、転輪聖王は、たった一つ与えない宝を与えなかったのです、それは転輪聖王の髻の中にある宝物でです。転輪聖王でさえ、倒せない悪い王を存在でした。
名乗り上げた若者が、それでは私がたおしますと言って、戦いを挑み、そして勝ったのです。その若者を褒め称えて、転輪聖王の髻のなかの宝物を与えたのでした。

転輪聖王はお釈迦様であり、悪い王は、貪怒愚の三毒に犯され、人々を迷いと苦しみを与えるものです。人間に取って、最大の敵であり、これを打ち倒すことができたことは、お釈迦様は、歓喜して、喜んだのです。

人間誰しも、迷いの心、煩悩を持っています。これをたたきつぶすために、毎日修行して、安らかな心を持とうしているのです。これを魔物と言って、魔物を打ち払うために、生きる努力をしているのです。
 打ち払ったところに、悟りの境地、安らかな心が芽生えて、生き直す事ができると、この法華経は説いているのです。


Posted by 住職日記 at 08:28

2022年11月21日   抜苦与楽(ばっくよらく)

この世は、苦しみばかり。少しも楽にならない。生きていても何も良いことなんかおこらない。という考えを持っている方が多いでしょう。
それは間違いです。このよに生まれて、すべての人は喜んでいるはずです。命の誕生は、うれしいものです。家族がひとり増えていくことは楽しいです。子供がいえのなかにいることで、心がなごみ、生きる張り合いが生まれ、命ある限り、生きようとします。
でも、苦しみは、突然やってきます。そして、死にたくなり、余計に苦しくなり、最後は、投げやりになってしまいます。
そんなとき落ちあけられる友がいれば、少しは救われ、気持ちが落ち着きます。
それがお寺ではないでしょうか。お寺は、苦しみを打ち明けて、楽をいただくところなのです。




Posted by 住職日記 at 10:03

2022年11月19日   静岡県の信者さんに七福神の色紙をおくる

静岡県の信者さんが一年前に玉泉寺にこられて、静岡の七福神の色紙を奉納されました。
そして、先日、その人から電話で、西近江七福神の色紙を送らせて頂きました。
お礼の電話をいただき、喜んでおられました。


Posted by 住職日記 at 23:30

2022年11月15日   昨日、御十夜法要終わる

このコロナ禍の中、御十夜法要が昨日、勤め終わりました。
京都、真如堂で、行われている御十夜に習って、当山でも、戦後、70年以上続けられている御十夜法要が、今年もおつとめしました。
つい、20年前の御十夜は、檀家さんの女性の方が、お寺に集まって、にしめ、味噌汁、白和え、おしたし、などのごちそうを、庫裏屋敷の台所で、作り、そして、御経を唱えて、食べ物への感謝を表して、10日10夜、念仏を唱える行であります。
最近では、1日で終わり、説教を聴聞していただき、仏の教えを教養にして頂きました。
今回は、人々の先祖さんの戒名とごえいかを唱えて、今をいきるしあわせに感謝します。そして、その後、野洲の西得寺の戸田即善上人のお説教を聴聞していただきました。
今回の、説教の内容は、笑いあり、涙あり、そして歌ありの参拝者に仏のおしえをお話しいただきました。
手をたたいたりしています・
手をあわすとは、今生きている温もりを感じることを体感していただきました。ひとは、ささえあい、そしてひととひととのぬくもりを感じていきていきます。お父さん、おかあさん、おじいちゃん、おばあちゃんをともにはぐくんで成長します。
そうすると、おばちゃんが、亡くなるときに、孫は、自分の持っているお金を、葬式につかってくださいとお父さんに渡すという感動のはなしをきいて、涙した参拝者にかんどうしました。


Posted by 住職日記 at 11:50

2022年11月08日   西教寺十九萬日大法会終わる

天台真盛宗開祖真盛上人の不断念仏をはじめられて、十九萬日目の法要が終わりました。私も、開催期間
11月二日から八日まで毎日登山しました。おかげで、たくさんの方々に出会うことができ、感謝しています。
いきるというのは、出会いであります。たくさんのかたに出会い、学ぶことができるんです。
今日のお昼頃、玉泉寺にお参りにお参りに来られた方が、この十九萬日にお参りされて、こられたのです、
ところが、あいにく西教寺にいましたので、出会えなかったのですが。わたしが、玉泉寺に帰るのを待っているということで、
法要が終了次第、急いで帰り、出会うことができました。
これこそ真盛上人のお導きだと感謝です。思いどおりにならないことが、なるのが仏さまの御利益だと信じたいです。

日頃から手をあわす習慣がついていれば、何とかなるのです。


Posted by 住職日記 at 18:49