風邪の症状に苦しんでいる中、野洲、西教寺と走り回っていました。自分の果たすべき仕事はしておかないと、ひとに迷惑をかけるからです。それと、病は気からです。気を強く持ってないと、身体が弱るからです。病魔を身体に寄せつけないようにすることは僧侶のつとめではないでしょうか。僧侶たるものは、人々の手本であり、悪い事はしない。そして、尊敬されなければ、施しを受けるものではないと思っています。施しは、僧侶の身を助けるものであると同時に、施しをした人に法でもって、還元されなくてはならないと思っています。還元というのは難しい言葉ですが、人々がこれ生きて行く為の智慧を授けるものであると思っています。ですから、施しは、給料ではありません。自分の好きなものを手に入れるのではなく、人々の為になることを考えるために預からせて頂くのです。
Posted by 住職日記 at
08:37