2016年10月13日    一切の有情は、みなもって世世生生の父母兄弟なり

 親鸞聖人は、父母の孝養のためとて、一返にても念仏申したること、今だそうらわず。その故に一切の有情はみなもって、世世生生の父母兄弟なりと説かれている。
 意味は、すべての人々は、ご自身の父母を供養するために、念仏をを申すことは一度のない。なぜかというとこのよに生をもっているものすべて父母兄弟であると申されている。 
 これはいったいどういうことか。
 世に父母と言えば、これは自分の父母であると誰でも考えるのでしょう。ところが親鸞聖人は、そうではないという。いきとし生けるもの一切が父母である。
 亡き人即ち仏様は、今を生きる人々を遠くから見守っていただいています。ならば堂々と見つめられて恥じない日々を過ごさねばならない。ッと言うことであります。
 私たちは幾千万の人々が父母兄弟であると悟られています。即ち幸せな念仏を称えることが、父母への念仏であるとわたしは確信しています。



Posted by 住職日記 at 07:44