2015年08月25日    慈悲心について

悪事を己れに向かえ、好事は他に与え己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり。と最澄は一千二百年前に言われた言葉です。
この慈悲は、1200年前と同じ社会でないかと推測されますが、いい言葉であります。
ものの豊かさで、心がない。会話の中で、忙しいという言葉が多く使われます。各人が幸せを求めすぎて、他人を置き去りにされています。昔は、みんな同じという思いが、失われているように思います。私が幼少の頃、田畑中心の暮らしの中で、隣近所がアットホームな風域でした。今、鶏をこなしたのでおすそわけがありました。みんなが幸せを共有していました。
今はどうでしょう。そんな言葉かけが少なくなってきました。そんな社会を今築くことが求められています。慈悲の眼で視れば、幸せは海のように広がっていきます。



Posted by 住職日記 at 19:00